【爆風スランプの伝説的ベーシスト】江川ほーじんとは?音楽人生とその功績を徹底解説
1980〜90年代に一世を風靡したロックバンド「爆風スランプ」。その中で圧倒的なベースプレイを披露し、バンドサウンドの核を担ったのが江川ほーじんさんです。
その超絶テクニックと独特の世界観は、今なお多くのファンに語り継がれています。

■ 江川ほーじん プロフィール
- 本名:江川 芳仁(えがわ ほうじん)
- 生年月日:1958年8月17日
- 出身地:東京都
- 担当楽器:ベース
- バンド歴:爆風スランプ(初期メンバー)
- スタイル:スラップ奏法・メロディアスなラインが特徴
■ 音楽キャリアのはじまり
江川ほーじんさんは、10代の頃から音楽活動を始め、20代には都内でセッションミュージシャンとしても活躍。
1980年代に「爆風スランプ」を結成し、奇抜なパフォーマンスと本格的な演奏力で一躍注目を集めました。
■ 爆風スランプでの活躍
爆風スランプとは?
- 結成:1981年
- 代表曲:「Runner」「無理だ!!」「大きな玉ねぎの下で」
- メンバー:サンプラザ中野くん(Vo)、ファンキー末吉(Dr)、パッパラー河合(Gt)ほか
その中で江川さんは、初代ベーシストとして参加し、楽曲のアレンジ・演奏面で大きく貢献。特にライブパフォーマンスでは圧巻のベースプレイでファンを魅了しました。
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■ 脱退とその後の活動
1989年、音楽性の違いや方向性の変化から爆風スランプを脱退。以降はソロアーティストやセッションベーシストとして活動。
また、音楽学校の講師として後進の育成にも力を入れ、技術と表現力を次世代に伝える役割も果たしていました。
■ 事故と闘病生活
2012年、自転車事故によって脳に重い障害を負い、音楽活動を中断。その後の長いリハビリ生活では、音楽仲間やファンからの支援が続きました。
■ 2023年の訃報
2023年5月9日、江川ほーじんさんは逝去されました(享年64歳)。
訃報は多くの音楽関係者・ファンに大きな衝撃を与え、追悼メッセージがSNS上にもあふれました。
■ 江川ほーじんの功績と影響
- ベーシストとしての革新性
- 爆風スランプ初期サウンドの要
- 次世代への技術継承者
- 表現者としての信念
その存在は「テクニックだけでなく、音楽に魂を込めることの大切さ」を体現していたと多くのミュージシャンに語られています。
■ まとめ
江川ほーじんさんは、ただの“元爆風スランプのベーシスト”ではなく、日本のロック・ポップスシーンに確かな足跡を残した伝説的なミュージシャンです。
彼の奏でた音は、今も多くの音楽ファンの心に生き続けています。